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脂肪溶解注射をしてはいけない方

脂肪溶解注射に副作用はあるの?

脂肪溶解注射は誰でも受けられる訳ではありません。では、どのような方が受けられないのでしょうか?

こちらのページでは、脂肪溶解注射をしてはいけない方、出来ない方について、理由と条件を疾患ごとにご紹介します。

脂肪溶解注射をやってはいけない人は?

【脂肪溶解注射をやってはいけない条件】

  • 基礎疾患がある方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 大豆アレルギーの方
  • 麻酔アレルギーの方
  • 治療をしていない感染症や炎症がある方
  • 高血圧の方、貧血の方、高脂血症の方

基礎疾患というのは、長期的に続いて他の病気を引き起こす要因となる病気のことです。心臓病、腎臓病、肝臓病、甲状腺疾患、呼吸器疾患、糖尿病、膠原病などが代表的です。

こうして見てみると、脂肪溶解注射をやってはいけない条件は、それなりに数があります。それぞれどうしてやってはいけないのか、その理由について見てみましょう。

脂肪溶解注射をやってはいけないのはなぜ?

基礎疾患がある方について

脂肪溶解注射の薬剤であるホスファチジルコリンは、体内で血管内のプラークを生成するコリンになります。コリンが体内で増加することによって、血液の流れが滞り、基礎疾患の症状が悪化するリスクがあるためです。ただし、健康な方であれば心配はないでしょう。

妊娠中・授乳中の方について

妊娠中や授乳中の方が脂肪溶解注射をして、胎児や赤ちゃんに影響があったという報告はされていません。ですが、ちょっとしたことで何かが起こる不安があるのが妊娠中です。そして、体の中に薬剤を注入するので、それが母乳に混ざってしまう可能性もあります。

また、脂肪溶解注射をすることによって、多少であっても、痛みや緊張、ストレスなどがあります。そのようなお母さんの精神状態が、胎児に影響を及ぼすということも考えられます。

脂肪溶解注射の薬剤は2週間ほどで体内からなくなるそうで、クリニックでは、脂肪溶解注射の施術を行った後2週間は、妊娠や授乳をしないようにすることを推奨しています。

アレルギーを持っている方について

脂肪溶解注射の薬剤として使用される「ホスファチジルコリン」とは、レシチンのことを指しています。レシチンといえば大豆レシチンですが、実際に大豆から生成したレシチンを使用している場合が多いので、アレルギーの症状を発症してしまうリスクがあるためです。

そして、大豆由来のレシチンの中に混ざっているのがリドカインという麻酔です。痛みを軽減させるために混ぜているものですが、リドカインという麻酔にアレルギー反応が起こる方も脂肪溶解注射をやってはいけません。

感染症や炎症がある方について

注射針を滅菌して再度使用するクリニックもあり、感染症や炎症などが起きている方は、他の方の安全面も考慮して施術を受けることができません。実際に、脂肪溶解注射で非結核性抗酸菌感染症に感染してしまったという事例もありました。

高血圧の方、貧血の方、高脂血症の方について

高血圧、高脂血症に関しては、疾患のところでご紹介したように、体内のコリンが増加することが理由です。対して、貧血の方は血圧が低い方が多いと思います。ホスファチジルコリンは元々高血圧の治療薬として開発されたものなので、血圧がさらに下がってしまう可能性があるためです。

ホスファチジルコリンは高血圧の治療薬として作られましたが、高血圧でも低血圧でも施術はうけられません。脂肪溶解注射は血圧を正常に戻すための治療ではないため、血圧が正常値ではない方は体に異常が起こらないとはいい切れないのでしょう。