料金の相場は

脂肪吸引のようにメスを使用し切開が必要となるものでは、少なくとも手術後1週間は素肌が見せられない状態になります。腫れや痛み、内出血などの症状、運動や入浴などの日常生活にもその間は制限があります。わずか1週間と思っても、やはりダウンタイムが日常生活に及ぼす影響を気にして、躊躇してしまう方も多いようです。

その点、脂肪溶解注射は切開しないので腫れや痛みなども少ないので、ダウンタイムも少なくて済みます。メスを使わないという事で、「美容整形での痩身」のハードルが下がったと言えるのではないでしょうか。今まで諦めていた、自分で脂肪を落とすのは難しい太ももやお尻、顔などの部分的な痩身をしたいと考える方が増えており、クリニックでも脂肪溶解注射は人気のある施術のひとつになっています。でもいまひとつ料金が具体的にどれくらいになるのか、良くわからないという方も多いのではないでしょうか。

こちらのページでは、東京の脂肪溶解注射の料金相場について解説しています。

東京の脂肪溶解注射の料金相場はどのくらい?

脂肪溶解成分の濃度が高いほど高額に

脂肪溶解注射は、各クリニックで薬剤をブレンドするため、値段はピンキリです。

脂肪溶解注射では、成分をブレンドするということも、薬剤によっては効果を高めることにもなり、必要なことである場合もあり、必ずしもブレンドしていないから良いということではありません。

保険適用外の自由診療ということもありますが、脂肪溶解注射に含まれる薬剤の種類や量、脂肪溶解注射を注入する場所、脂肪量などによって大きく異なるため、一概には言えないところもあります。また、効果にも人によって差があるようで、当然効果が出るまでの施術回数にも差が生じます。

まず、薬剤の種類は大まかに3つに分けることができます。

一つめはPPC(フォスファチジルコリン)とDOC(デオキシコール酸)が含まれている薬剤。こちらは腫れや痛みが施術後1週間ほど続きますが脂肪溶解注射では最もオーソドックスな薬剤です。安定した効果があるため、主にお腹、お尻、太もも、二の腕など体に用いられています。

脂肪溶解注射は手のひら(指は含めない)の範囲を基準にして考えますので、その大きさで1回の施術で最大4箇所注射できるというクリニックが多いようです。料金の相場としては、手のひらの大きさ1つ分で15,000円〜30,000円といったところです。「高いな」と思っても、モニター価格でおよそ半額に設定されていたりしますので、詳細はクリニックにお問い合わせください。

二つめはPPCを含む薬剤です。DOCが含まれていないため、腫れは少ないようですが、効果も両方含まれているものの方があるようです。こちらも金額の相場は手のひらの大きさ1つ分で15,000円〜30,000円というところが多いようです。

これらの薬剤はクリニックによって、脂肪溶解成分の働きを助ける他の成分(L-カルニチンとαリポ酸)、血管拡張剤、ビタミン剤などが含まれています。脂肪溶解の薬剤の種類によって、原液100%が良いものと、複数の成分のバランスによって効果を生むという性質のものがあります。

また、脂肪の量によっては、例えば1回のお腹の施術だけで、手のひらの大きさ4つ分(1度の施術で注入可能な最大量)を注入し、その施術を4回繰り返すということもありますので、予想していた料金よりも大幅にアップしてしまうということも考えられます。

そのため、事前のカウンセリングで納得いくまで話を聞くこと、質問をすることが大事です。

そして三つめはPPCもDOCも含まない薬剤。植物由来成分を組み合わせ、リンパや血流を循環させ、効果的に脂肪を排出し、肌を引き締める効果もある薬剤で、BNLS(同様の成分が入っている他の薬剤名のものもあります)というものです。こちらは腫れる成分DOCが含まれていないので、主に顔の脂肪溶解注射に使用されています。効果はPPCやDOCには劣ると言われていますが、薬剤の改良が進み、一定の効果を期待できるようになってきたようです。また、料金も少し高めですが、顔は他の体に比べて使用する薬剤の量が少ないですから(1桁違います)、腫れがほとんどないというのは魅力的です。

また、最近ではBNLSに腫れが生じない程度にDOCを配合したBNLS neoが登場。今まではBNLSの腫れないという利点に対して、効果がいまひとつと言われ、顔以外のお腹、お尻、太ももなどの部分には用いられることが基本的にはありませんでしたが、BNLS neoは、従来の脂肪溶解注射の効果と、BNLSの腫れないという利点を兼ね備えた新しい薬剤として、顔以外の体への施術にも使用されるようになりました。料金の相場はBNLSは1ccあたり3,000〜6,000円ほどで、BNLS neoはそれよりも1,000円ほど高いというところです。使用量の目安は、もちろん脂肪の量によって大きく異なりますが、1度の施術で500円玉の大きさ程度の範囲に1〜2ccを注入し、最大50ccまで可能と言われています。顔への使用量は1度に2〜8cc、体への使用量は20〜50ccというのがおよその目安です。

通院回数は、これも個人差がありますが、2回〜4回という方が多いそうです。「安い」と思っても、1ccの量ですから、自分が痩せたいと思う場所にどれくらいの薬剤が必要なのかを、事前のカウンセリングで、よく確認するようにしましょう。

複数回施術することを前提としたセット価格で、お得に提供しているクリニックもあります。1回の脂肪溶解注射で注入できる薬剤の量が決められ、1度に分解できる脂肪量にも限界があるからです。

低価格の脂肪溶解注射には気を付けて!

世界各国で使用されている脂肪溶解注射の主成分であるフォスファチジルコリンなどの薬剤は、公的機関で認可を受けている極めて安全性が高い高価な成分となっています。

あまりにも安価な注射ですと、他の成分が多くブレンドされていて、脂肪溶解に欠かせないフォスファチジルコリンなどの濃度が低くなっていることも…。薬剤の種類によっては脂肪の燃焼に有効な成分や麻酔成分を独自にブレンドします。(BNLSは100%であることが望ましいと言われています。そのため、目の前で薬剤を注射器の中に入れてくれるというクリニックもあります。)使用する薬剤に、どのような成分がどのようなバランスで含まれているのか、メリットやデメリットはないか、事前にしっかりと確認してください。安いからと言って、様々な成分が配合された薬剤を使用しているクリニックで治療を行っても、効果がなかなか現れない可能性があります。そのため、何度も施術しなければならないことも…。配合されている薬剤によってはアレルギー反応などが起こる危険性もあるので、しっかりチェックしましょう。

クリニックでは、施術前に契約書にサインをしますが、仕上がりに納得がいかなくてもどうすることもできない(何の保証もしてくれない)というものもあります。施術後の仕上がりや期待していた効果、そして料金、これらが全て納得できる施術をしてもらえるクリニックを探すのは、実はとても難しいことだと思います。

「他のクリニックでの失敗、もしくは不満足な施術をされた方がよく来られます。」というクリニックも多いです。「美容整形は密かに行いたい」と思うからこそ、なかなか表に出てこない失敗や不満があるという背景もあるのでしょう。

効率的に施術を行うには

比べて検討しよう

限られた時間の中で、何度もクリニックに通院することは容易なことではないでしょう。

効率的に痩せるためには、1回の施術料金が高くても、脂肪溶解成分が高濃度に配合されている薬剤を使用している脂肪溶解注射を接種することをオススメします。結果的には安く抑えられるだけでなく、短期間で効率的に治療が進められるはずです。

最終的に自分の場合いくらかかるのかは、カウンセリングに行って判断する必要があります。いくつかのクリニックを受診してから検討してみてはいかがでしょうか。

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